今日は17年6月から投与を始めたキイトルーダの投与でした。
当初主治医の説明では2年間の投与ということでしたが、実はこの期間は臨床試験のデザインにもとずくもので臨床では特に期間の制限はなかったようです。
私の場合、開始時は3週間ごとでしたが昨年9月からは6週間ごとの投与となっています。
投与に至るルーチンですが、まず採血とレントゲン その後薬剤師さんとの面談。採血の検査結果が出るのに約1時間、その間は病院の図書コーナーでコーヒータイム。
検査結果を見て主治医が投与するかどうか判断となります。私はまだ中止になったことはりませんが、この段階で中止になる患者さんもみうけられます。
6週間ごととなって今回3回目の投与ですが、3週間ごとの頃とくらべ少し薬疹が増えたようにおもいます。ただ、皮膚が乾燥しやすい冬のためか薬剤濃度が倍になったためか判断はつきません。
キイトルーダ私の場合副作用の自覚症状は薬疹以外ほまったくなく、これも保湿クリームとロコイド(ステロイド軟膏)の併用で充分凌げる状態です。腫瘍マーカーや甲状腺等の異常など、有害事象が疑われる血液検査の数値は安定しています。
今年5月でキイトルーダを使いだして4年。投与開始から劇的な効果は確認され(主治医の言による)、QOLを低下させるような有害事象はありません。
まだ投与中止に関するする明確なエビデンスはないようですが、データの集積に協力することも選択肢に一つかなとも考えています。