仕込みました。

今日は快晴、絶好の豚まん日和です?
今から仕込みます少し動くと軽く汗ばみますが、
こんな日こそ生地の発酵に最適です。

普段はストーブで暖め強制的に1次発酵させますが、
今日はじっくり自然発酵で仕込みます。

湯気がほのかに見える出来上がり。

アップです、今食べると小籠包のようにジューシーで口の中を火傷すること請け合いです。(笑)

明日は8回めの抗がん剤(キイトルーダ)投与日、オプジーボも可能でしたが3週間に一度(オプジーボは2週間ごと)との説明で今の薬にしました。また、投与にかかる時間ですがキイトルーダは30分オプジーボは1時間。親爺の場合、どちらでも効果は同じとの説明で3週間につられて迷うことなく選びましたが投与時間の差がわかった段階でいよいよ賢明な選択だったとよろこびました。

この前から肺ガン闘病記のカテゴリーを作ってきましたが、よく考えると発病後のエントリーは全て闘病記みたいなものでとりたててカテゴリーわけする必要がないように思っています。
別に治療だけがあるのではなく、今日やったような豚まんの仕込みなどの秘密基地での作業や勤務先での調理など日々の事柄が親爺のモチベーションの維持に欠かせないもので、これらなくしては闘病自体も無意味になってしまいます。勿論、これまでのところは親爺の状態が非常に恵まれているのでそう感じるので状態が変化すればまた違ってくるとは思いますが、治療法は日々進化していますのでどんな状態になっても出来るだけ自然体で向き合いたいと願っています。

親爺の肺ガンは親爺特有のもので、肺がん患者さん全てに当てはまるものではありません。あくまで参考としてお読みいただき、主治医の先生と納得いくまで話し合ってください。

徒歩で帰宅。

天気が良かったので徒歩で帰宅しました。阪急の駅の間隔では一駅半ほどの距離で、約30分弱で自宅に着きます。
途中の金木犀の香りが秋です。

明日と明後日はおしごと休み。
明日は包子の仕込み、
明後日は8回目の抗がん剤(キイトルーダ)投与になっています。特に変な自覚症状はないので多分点滴可能でしょう、最終的には血液検査とレントゲンの結果で主治医が判断されますが。

副作用のこと

肺ガン闘病記のカテゴリーでは副作用のことははずせません。
親爺の場合副作用は覚悟していたよりも軽く、吐き気と脱毛しか記憶に残っていません。
親爺の肺ガンは扁平上皮癌でステージは2Bでした。長い喫煙の影響か左右の肺に腫瘍があり、手術は出来ないので抗がん剤と放射線の併用で治療が始まりました。抗がん剤はCDDP+DTX療法(シスプラチンとドセタキセル)を2クール、当然ですが副作用はありました。投与後2週間で毛髪も含め体毛すべてが抜けてしまいましたが、3ヶ月後からはこの写真のようにすこしづつ生え出し治療前には目立った白髪が極端に少なくなり量も増えたようです。
吐き気もありました。投与後3日間は副作用を抑える点滴でごまかしましたが、飲み薬に変わると吐き気が始まりそれが収まったころには2回目の投与となっていました。1クールと2クールの間には3週間空けていますが、多分これは回復期間だと思います。しかし、2クール目最終回は5日間吐き気がおさまらず胃の中にあるもの全てを吐いてしまいました。退院後副作用かどうかはわかりませんが、約1ヶ月ほど微熱が続きましたがその後はおさまっていました。
その後、サイバーナイフで左右の肺と小脳への照射を3回うけましたが特に副作用はありませんでした。
現在は再発し免疫チェックポイント阻害剤(キイトルーダ)の投与を受けていますが、これまでのところ特に目立った副作用はありません。
肺と小脳への転移と肺の再発でステージはまた上がったと思いますが、実際に患者になってみて分かったことは治療法は驚くほど進歩し5年前なら親爺も今のような生活はなかったでしょう。
最初癌と診断されネット検索すると不安が増幅されるエントリーが多く落ち込みましたが、副作用に限らず肺がんの病状症状は私特有のものです。肺がん患者さん全てに当てはまるものではありません。あくまで参考としてお読みいただければ幸いです。