今日は今年最終のキイトルーダ投与日、27回目であと8回の予定。
おかげさまでこれと云った不具合もなく高い効果を得て現在に至っています。
年末にこのボックス持参で通院するのは4回目、中身は豚まんと大根もち。医療スタッフの皆様には喜んで頂いていると信じています(笑)
この薬、オプジーボから遅れること1年2ヶ月後の17年2月に保険適応となり臨床データの集積がまだ少なく予定回数終了後どうするかまだ明確に決まっていません。
この薬に限らず免疫チェックポイント阻害薬、効果のあるなしが明確に別れるようですが治療を受けている病院のキイトルーダ治療患者のうちでは私が一番の古参になっているようです。
継続するかどうかも含め、予定回数終了までに主治医とよく相談していきます。
豚まん!大根もち!!!どちらもめちゃくちゃ美味しそうです。スタッフの方々、羨ましいですよー!
こちらもキイトルーダでした。9月10月の休薬をはさみ、一昨日が9回目の投与。先週3回目のCTも撮ったので、その結果も聞いてきました。私はステージⅢb、第一選択薬がキイトルーダです。親爺さま同様、非常に効果が出ていて、もはやCTでも「ひねこびた根っこ」みたいになっています。肺の中のリンパ節の腫れもすっかりひいています。いっとき、かなりひどい関節痛や筋肉痛に悩まされましたが、これも休薬すればなんとかなることがわかっています。
さらに、秋から病院都合で主治医が変わりました。前の先生よりなお説明が上手で、本当に安心してお任せできる先生なのですが、この先生が「切除したい」と言い出したんです。先生ご本人も「野望」と表現されています。だって、キイトルーダは「切除不能な進行性小細胞肺腺癌」の第一選択薬だから。今の病院では「キイトルーダで小ちゃくなったから切除」という例はまだないから。
もちろん、これから内科の先生と外科の先生が相談する、という段階ですから今すぐどうこうではありませんが、切除したら「完治」になっちゃう。ようやく、キイトルーダによる延命治療(一生続く)を自分なりに納得したところなのに、怒涛の新展開。もちろんいろいろ検討した上で「やっぱ、ダメ」となる可能性もありますが、いやはや、新しいお薬ならではのいろいろな悩みが出てくるのだなぁ。どうなることか、ドキドキしながらの年越しになりそうです。
お元気そうでなによりです。
キイトルーダやオプジーボなどの免疫チェックポイント阻害薬新しい薬でまだデータ集積の量が少な患者としても悩ましい限りです。
私の場合、どこまで投与を継続するかどの段階で中止するのか予定回数終了までにイメージせねばと思っています。
また来年には免疫治療(狭義)と従来の抗がん剤との併用も保険適応になりそうで、運がいいのか悪いのか判断できませんががん治療の激変期に遭遇していることを実感しています。
どうぞ、ご自身で納得した治療をお続け下さい。
まだ少し早いですが、どうぞ良いお年を。