今年後半は、腹をくくるというか覚悟する状態になりました。
6月に肺がんが見つかり、7月から約2ヶ月神戸日赤病院へ入院。
病室から見える日の出。
ステージは2b、ただ転移がなかったことが幸いし放射線と抗がん剤でなんとか腫瘍はおとなしくなっています。
抗がん剤は2クール、放射線は左肺の腫瘍に照射。右肺2ヵ所は小さかったので日赤病院退院後神戸低侵襲病院でサイバーナイフを約1週間照射で当初予定の治療は良好に完了し、経過観察を受けています。
12月の観察では、経過にまったく問題なしとのこと。
振り返ってみると、癌の診断を受け動揺しつつもよく判らないのが実感でした。ただ、これまで煙草は沢山吸ってきたので肺がんも仕方ないかと思う部分もありました。ネットで検索してみるとうんざりするほどの情報、しかしどの情報もどことなく胡散臭く最終的には国立がん研究センターのサイトで知識を仕入れましが、結局判らんままに治療を受けたような気がします。主治医は呼吸器内科の先生で抗がん剤治療が終了し右肺の腫瘍についてサイバーナイフ照射の説明を受け、最後に治療効果を持続させるための抗がん剤治療継続の必要はないと言われた時は、”あ、たすかった!”を実感しました。
治療が完了しリハビリを兼ねて秘密基地を稼動していますが、
自分にしか出来ないことでよろこんでもらえることがこれまで以上に嬉しく生きていると感じています。
また肺がんが根治とまではいえない(当然再発の可能性は多分にあります)までも、経過観察だけで治まる状態まで治療でき運がよかったと振り返っています。
来年は普通の生活がおくれる日々に感謝しながら、自分できる事をしっかりやっていくつもりなのでよろしくお願いいたします。
有難うございます。